バンコクの賃貸物件マネジメント完全ガイド

タイの大家はどうやって賃料を決めるのか？
日本との違い
日本：築年数により家賃は下落傾向。修繕費などは貸主負担が原則。
タイ：築年数に関係なく、立地と市場価格が賃料に影響。メンテナンス費や家具入替も考慮される。
投資とローンの影響
多くのタイのオーナーは物件を投資目的で保有。
銀行からの住宅ローン（金利付き）で物件購入しており、利息返済が賃料設定に影響。
年数経過に伴いローン返済額が上がるケースもあり、それが家賃値上げの要因に。
⸻
毎年家賃が上がるのはなぜ？
タイ市場の特性
タイではインフレ率が高く、物価上昇＝賃料上昇が一般的な感覚。
賃料は「物価＋需要＋立地」で毎年見直される。
日本のように築年数や修繕状態で下落する市場とは真逆。
特に5年目に大幅に上がる理由
タイでは住宅ローンの借入条件が「固定金利変動金利」へ移行するタイミングが3〜5年目。
これにより大家の支払負担が急増 家賃引き上げで補填。
また、5年契約の見直し時に、「再契約＝値上げ」が当然と認識されている。
⸻
信頼できるタイの不動産ブローカーの選び方
資格の有無をチェック（TREBA）
**TREBA（Thailand Real Estate Broker Association）**とは、タイの不動産仲介業の職業団体。
2021年設立。民間資格ではあるが、ブローカーの信頼性や知識の証明になる。
日本の「宅建士」のような国家資格制度はタイにはないため、TREBA資格の有無が信頼性の判断材料に。
無資格ブローカーに注意
名刺やWebサイトに**「TREBA番号」や「正会員」表記がない場合、無資格の可能性あり**。
無資格ブローカーは、契約書の読み込みやトラブル時の対応が弱く、借主不利な条件を見逃すリスクがある。
契約期間中のサポートも要チェック
契約「前」だけでなく、**契約「後」もサポートがあるか？**は極めて重要。
タイでは、契約後の不具合報告・大家との交渉などを放置するブローカーも多い。
日本語での連絡やサポートが可能かも、企業契約では大きな差になる。
借主・貸主の間に立つ「中立性」があるか？
トラブル時に偏らず、双方の利益を守る立場を取れるか。
契約書の透明性、現地法律への理解、業法を守る姿勢がブローカー選定のカギ。
--------------------
バンコクでの安心な賃貸生活には、「正しい情報」と「信頼できるサポート」が欠かせません。
ご不明な点があればコメントやDMでお気軽にどうぞ
シェアや保存もぜひ！
#バンコク賃貸 #タイ不動産 #TREBA #海外生活 #家賃事情 #信頼できるブローカー #不動産トラブル防止 #賃貸マネジメント